地歴社「子どもと教育基本法2」(増田孝雄)
ブックレット、2003年5/25発行。講演と資料シリーズ。たぶん、各県の組合事務所などにもう置いてあるのではないでしょうか。
読んだ人によってツボは違うかもしれませんが、私はおわりの方、・「普通教育」という言葉の意味・「人格の完成」の意味というところに惹かれました。
学習の進んでいる人にとっては、今さらそんなこと、って感じかもしれません。
もちろん、教育基本法によって、皇民として国に貢献するためではなく、国民自身のための教育になった、という歴史的意義についてはいろんな人のお話を聴いて理解していたつもりなのですが、私にとっては「人格の完成」っていう言葉がなんとなくしっくりこなくて、もっと良い言いまわしは思いつかなかったのだろうか?という疑問がずっとあったので、この本を読んでかなりすっきりしました。
教育基本法は、あらためて素晴らしいものだと実感しました。
教育基本法制定当時の文部省から出た『教育基本法の解説』が引用してあるのがすごくいいのです。
当時の研究者たちが、今と違って大企業の思惑などにじゃまされず新しい教育のあり方について真剣に語り合っている様子が目に浮かんでくるようです。