1.開設にあたって〜「IT化」ってなんだろう?

皆さん、はじめまして。全教青年部ホームページ管理人です。
全教ではもちろん以前からホームページ(以下HP)を開設しておりましたが、このたび「全教青年部」として独自に開設することになりました。皆さんに役立つ情報をできるだけ早く、をモットーに運営したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ご挨拶がすんだところで、失礼ながら文体を変えさせていただきます。なんだコイツ、と思われるかもしれませんが、私はどうもうこういう「です・ます」調の文体が苦手でして、言いたいことがうまく書けないのです。どうぞご容赦ください。
・・・さて・・・
社会のIT(アイ・ティー)化が言われて久しい。それを象徴するものといえばなんと言ってもインターネット、そして携帯電話だろう。筆者も含め、特に高校の先生ならばおそらくコレに悩まされていない人はほとんどいない。授業中でもお構いなしに軽やかなメロディーが鳴るし、今日は珍しく生徒が静かだなあ、なんて思っているとたいていメールを見ているし。まったく電話会社も困ったものをはやらせてくれたもんだ、というのが実感である。ある大学の先生の意見によれば、携帯電話がそれまでの通信手段と決定的に異なる点は、「公」「私」の時間・空間的な垣根を簡単に飛び越えてしまうことなのだそうだ。なるほど、言われてみれば。別の場所に行かなければできなかったことが、今や自分のいるところについてくるのだから、たしかに公私の区別も何もあったもんではない。まあ、そんな理屈は抜きにしても、私だって高校生の時にあんなおもしろい(でしょ?)オモチャがあればハマっていたに違いないわけで、彼らを責める気は毛頭ないのだが。
ちなみに私自身は携帯電話を使い始めて2年ほどになる。感覚的には「持ち運び式公衆電話」という意識で使っているので、メールも打たないし、人からかかってくることもほとんどない。生来あまのじゃくである私は「けっ、ケータイなんていらんわい!」と思っていたのだが、仕事で人から「ケータイの番号は?」と聞かれることが多くなったので仕方なく、というのが真相ではある。が、自分もケータイを使うようになって、なぜあれほど生徒が執着するのか少しは実感できるようになった。
それは、「つながってるね」という某社のキャッチコピーではないが、あれほど「自分は一人じゃない」と「思わせてくれる」機械は他にないからだ。
ある精神科医の先生は、たとえばケータイの着信を常に確認して(特にメールが一通も来ていなかったりすると)不安で仕方がない現代の高校生の気質を「一人じゃいられない症候群」と名付けている。
そう考えると、IT化というのはむしろ人々に大いなる孤独感をもたらすものではないか、とも思えるのだが・・・。
とはいえ、私の両親のように齢70にしてインターネットに接し「この間探してたオペラのDVDが買えたよ!」などと喜んでいるのを見ると悪いことばかりではない、とも思えるのだが。
もちろん、これからスタートする全教青年部のHPだって同じことである。