全教青年部パワーアップ合宿2003 in SAITAMA


2003/11/1(土)〜2(日)、於:さいたま市

◆今年も大盛況!

長野、山口に続いて3回目となった今回の「パワーアップ合宿」。2日間にわたって、全国から集まった130名以上の仲間が、充実した講座でそれぞれ学習を深めました。もちろん、楽しい交流会も二次会、三次会、四次会(?)・・・と果てしなく!単なる学習と交流にとどまらない幅広いつながりが持てる、元気になれる。それが「パワーアップ合宿」です。

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※参加者の感想はこちらです(ウィンドウが開きます)

講座名・講師 内  容
@ 労働組合入門
  琴浦龍彦(和歌山県地評 事務局長)
労働組合の社会的、歴史的役割と展望
A 教員の権利問題を考える
  佐々木新一(弁護士・全教常任弁護団)
労働基本権獲得の歴史とその実現。質疑応答もあり
B だから必要!!教職員組合
  岡田愛之助(全教副委員長・日高教委員長)
今日の情勢を踏まえた、組合が教職員の中で占める役割
C 賃金のおはなし
  新堰義昭(全教副委員長) 
教職員組合運動における賃金改善、成績主義・能力評価制度
D 働くもののいのちと健康を守る
  佐々木昭三(いのちと健康を守る全国センター)
過労死や過密労働の背景にあるもの、労安体制の重要性
E教育は父母と教職員が力を合わせて 教職員と父母・地域との共同の今日的な意義、青年の役割
F専門職としての教師−研修・教員評価
  勝野正章(お茶の水女子大学)
国際的な基準で見た教員の専門性、地位、権利について
G 私の体験的教師・教育論
  斎藤晴雄(さいたま教育研究所)
「教師・教育論」について実践を交えながら
H ファインダー越しに見た平和
  久保田弘信(フォト・ジャーナリスト)
平和運動の展望、青年教職員への期待。 写真パネル多数
I 交渉のテク学べます
  全教・日高教本部役員
要求書づくりと交渉の演習
J 学ぼう、生かそう教育基本法
  山口隆(全教書記次長)
教育基本法の意義と役割、これを守り、生かす教育活動

  ※講師の方の敬称は略させて頂きました<(_ _)>




11/1(土)

開会全体会
開会前、地元埼玉の青年部による群読。開幕前のドキドキ感を表現

全教青年部・岩田部長に続き、地元・埼高教委員長挨拶がありました

全体講座は全教・石元委員長



  

講座  「働くもののいのちと健康」  佐々木昭三(いの健全国センター)
 ★心と体、お元気ですか?

過労死の実態・労働安全衛生法を生かす職場づくりなどの他、「メンタルヘルスのバロメーター」「ストレスコントロール10箇条」など、日頃の心の健康に役立つ知識を軽妙な話術で。特に「ストレスを受けにくい人とはどんな人?」という話の中では、「10を聞いて頼まれたら8を落として忘れる、穴あきポケットのような人」という答え(※京都民医連中央病院・遠山照彦医師による資料)には会場から思わず笑いが。しかし、メンタルヘルス管理にはこうした自己防衛技術(完璧主義をなくす、など)を持つことが必要、との指摘には納得です。

 →メンタルヘルスについてはこちらもどうぞ

※この日のその他の講座
  ・労働組合入門    ・だから必要!!教職員組合
  ・教員の権利問題を考える    ・賃金のおはなし
佐々木氏





夕食交流会
地元の埼教組・埼高教青年部によるエイサーで会場は一体に! 各ブロックからの挨拶&出し物。カメラ目線はだれだ!? あちこちで地域を越えた交流の輪が。これも一つのパワーアップ






ミニ・フォトギャラリー/会場のスナップ

スナップ1スナップ2

スナップ3スナップ4

学習も、交流も楽しみつつ真剣に。参加者のまなざしと、熱心にメモを取るペン先。





11/2(日)


  
講座「ファインダー越しに見た平和」   久保田弘信(フォトジャーナリスト)
★アフガニスタン、イラク・・・ フリーのフォトジャーナリストが見た戦争、そして報道の真実

久保田さんはアフガニスタン、イラクなど常に最前線で取材。そこにはマスコミでは決して報道されない戦争が、そして庶民の日々の暮らしがあります。それらをビデオ映像、写真パネル(会場入り口に展示)などを交えて紹介。戦地の子どもたちの無邪気な笑顔が、胸に迫ります。

印象的だったのは、開戦直前にバスの中で乗り合わせたイラク兵がしきりに「写真を撮って日本のプレスへ載せてくれ」と頼んだ、というお話。「戦争になったら真っ先に死ぬ兵隊だからこそ、自分が生きた証をどこかに残したかったのではないか」(久保田さん)

また、日本のTV局に映像を持ち込んだらあからさまに「反米的な映像は放送できない」といわれたなど、日本のマスコミが根本的に抱える大きな問題点も浮き彫りになりました。まさに命がけで真実を伝えようとする人にしかできないお話でした。



  

講座「交渉のテク学べます」  全教・日高教本部役員
★「本番」さながら!白熱の模擬交渉

すっかりパワーアップ合宿名物となった模擬交渉。参加者がグループに別れて青年教職員の要求を出し合い、まずは要求書づくり。それを元に交渉の実習(?)を行うというユニークな講座です。

受けて立つのは日頃は要求を「する」方の全教役員。前回(山口)ではあまりの切り返しの鋭さに泣かされた人もいたという・・・。

しかし、今回は青年部員も負けていません。本番の交渉さながらに真っ向から渡り合います(もちろん、正面から「対決」することだけが交渉術ではありません)。

交渉は何より青年の要求を実現させるためのもの。各地の青年部が独自交渉をする時のため、「交渉」の緊張感を実際に体感することもこの講座の目的の一つです。ここで学んだテク(ノウハウ)は必ず要求実現の大きな力になります。

※この日のその他の講座
 ・労働組合入門  ・私の体験的教師・教育論   ・教育は父母と教職員が力を合わせて
 ・専門職としての教師  ・学ぼう、生かそう教育基本法




閉会集会(とりくみ交流・・・ヨシケイ、都障教組、高知臨教)

★合宿の最後を飾る特別報告も充実!!!

過重なノルマを押し付けられ、泣く泣く会社を辞めた同僚に花束を贈ったらクビ。こんな会社の横暴に怒って立ち上がった兵庫一般労組ヨシケイ分会、非常勤講師問題で高知県知事と懇談した、高知高教組の青年。その他、都障教組からは障害児学校への一連の攻撃などについて報告がありました。

 それぞれに異なる問題ながら、共通しているのは青年を含む労働者に対する不当な扱いとそれに対するたたかいです。職種の別なく、今こそ青年が連帯を深めるべきであることを改めて確認。参加者の会場インタビューでの感想なども含め、盛況の内に合宿が終了しました。

 地元埼教組・埼高教の皆さん、全教青年部常任委員、講師の方々など、この合宿の運営に携わった皆さん、そして何より参加者の皆さん!大変お疲れ様でした。

 今回の成果を、残念ながら参加できなかった方も含めて、今後の青年部活動、そして日々の教育実践に生きる財産としてぜひ共有していきましょう。


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